CUnetマスタIC SPI接続 |
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MKY44-SPIは、CUnet 対応のMEMモード(マスタ/スレーブ)IC です。 |
512バイトの共有メモリは、64ブロック(1ブロック8バイト)から構成されています。
この512バイトの共有メモリは、自己(CUnet IC)へ接続しているCPUだけがライトできる「自己占有エリア」と、他のCUnet ICの入力データがコピーされるエリアから構成されています。
MKY44-SPIは、使用するブロック数(自己占有エリア)を指定することができます。
自己がライトしたデータも、他のCUnet ICの入力データも、全て自己の512バイトの共有メモリへ反映されます。
このため、CPUは接続されたCUnet IC内の共有メモリをリードするだけでCUnetネットワークの全体を簡単に
把握することができます。
メール機能用バッファは、2つの受信バッファと1つの送信バッファから構成されており、各々のバッファは256バイトです。
MKY44-SPIには20本の汎用入力端子と8本の汎用出力端子を備えています。CPUからSPIコマンドによりコントロールすることが可能です。
MKY44-SPIにはCUnetの通信プロトコルを内蔵しているので、CPUの負荷を軽減した通信機能を実現します。
MKY44-SPIは、MKY43と同等の機能を持ったCUnet対応のMEMモード(マスタ/スレーブ)ICです。
実際のご利用については、以下の相違点にご注意ください。
項 目 | MKY44-SPI | MKY43 |
---|---|---|
電源電圧 | 3.3V | 3.3V |
動作電流(max) | 20mA | 75mA |
パッケージ | 0.5mm pitch 64pin-TQFP *詳細寸法はユーザーズマニュアル参照 |
0.5mm pitch 64pin-TQFP |
CPUとの接続 | SPI接続 (1MHz max) :#SPI-CS/SPI-CLKin/SPI-MISO/SPI-MOSI |
ユーザバス(CPUbus)接続(5Vトレラント) :A10~0/D15~0/#CS/#RD/ #WRL/#WRH/WB/#SWAP |
動作用入力クロック | 水晶発振子 XTAL4i/XTAL4o 4MHz 水晶発振器 XTAL4i 4MHz |
水晶発振器対応 Xi 48MHz(推奨) |
割込み端子 | #INT0 | #INT0/#INT1 |
汎用入力端子 | #Di07~#Di00/#Di17~#Di10/ #Di23~#Di20 |
なし |
汎用出力端子 | Do7~Do0 | なし |
CUnetアドレス等設定端子 (BCR の初期値取込み) |
#SA5 ~ #SA0/BPS1/BPS0 | なし |
CUnet転送レート用 外部入力クロック |
なし | EXC 最大12.5MHz |
ユーティリティ信号 設定端子 |
なし | UTY1/UTY2 |
CUnet他ステーション からの通知 |
#PING | UTCR(Utillity pin Control Register)の 設定によりUTY1またはUTY2 |
CUnetタイミング 通知端子 |
#CYCT | UTCR(Utillity pin Control Register)の 設定によりUTY1またはUTY2 |
HPB (ハザードプロテクションバッファ) |
直接制御は不可 SPIコマンドにより使用可 |
RHPB0(Read Hazard Protection Buff 0) WHPB0(Write Hazard Protection Buff 0) RHPB1(Read Hazard Protection Buff 1) WHPB1(Write Hazard Protection Buff 1) |
メモリマップ | MKY43と異なる | ------- |
レジスタマップ | MKY43と異なる | ------- |
CPU接続 | SPI接続 (1MHz max) #SPI-CS/SPI-CLKin/SPI-MISO/SPI-MOSI |
---|---|
割込み端子 | 1本 |
汎用入力 | 20本 |
汎用出力 | 8本 |
通信方式 | CUnet通信方式 |
---|---|
通信レート | 3/6/12Mbps(半二重通信) |
パッケージ | TQFP64ピン |
パッケージ寸法 | 12×12×1.2mm(0.5mmピッチ) |
動作周囲温度 | -40~+85℃ |
電源電圧 | 3.3V |
外部入力動作周波数 | 4MHz |