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共通特長

全ての高機能を同時に実現できる制御用ネットワーク
HLSCUnetの共通特長

4つの高性能を同時に実現!

ステップテクニカのネットワークは、FA装置の制御に必要な、I/Oなどの小さなデータ(bitデータ)を確実に、かつ素早く制御することが可能です。
転送レートではなく、実質的な各スレーブの応答速度を求めたプロトコル仕様により、RS485ベースのネットワークでありながら最速で1ノードが15μsで通信することが可能です。

 

ステップテクニカのネットワークICは、通信プロトコルを内蔵しているので、お客様が通信ソフトウェアを開発する必要はありません。
本ネットワーク内におけるネットワークIC同士は自動的に通信を実施しているので、ユーザCPUの通信負担はありません。
HLSの場合、マスタICは、各スレーブICの入出力に対応したメモリ空間を持っています。
このメモリ空間は各スレーブの通信に同期して自動的に更新されます。
ユーザCPUはマスタICのメモリをリード(入力)ライト(出力)するだけでI/Oを制御できます。
またCUnetの場合、各CUnet ICは、他の全CUnet ICの制御データを共有できるメモリエリアを持っており、ネットワークのスキャンが一周するごとに全てのCUnet ICのメモリ内容が同期して共有化されます。
このため、ユーザCPUは自己に接続されているCUnetICをリードするだけで、全CUnet ICのデータを制御できます。
マルチマルチマスタ構成も可能です。これにより、高信頼性通信を簡単に実現でき、かつアプリケーションソフトウェア開発の負担を軽減できます。

ステップテクニカのネットワークICは、受信したデータに対し常に自動で波形を補正しています。
更に、補正されたデータが規定フォーマットに適合しているかを検定しています。
これにより、受信した全データは化けることなく、“100%正しいデータ”として保証されます。

 

高耐ノイズ

周辺環境から発生するさまざまなノイズの影響を受けて伝送波形が崩れても、「波形自動補正機能」により波形は補正され、高耐ノイズ性を実現します。

長距離

長距離通信により(図のように)伝送波形が崩れても、「波形自動補正機能」により波形は補正されるので、長距離通信にも対応できます。

ステップテクニカのネットワークは、一定周期のスキャン方式を採用しているため、応答速度が変化することは一切ありません。
ネットワーク内の各端末へ与えられた所要時間は固定です。
したがって、1スキャンの所要時間は、ネットワークを構築する端末数によって決まります。
また、通信エラーが発生した場合、その端末のエラーデータは破棄されかつリトライも実行されません。
超高速通信かつ波形自動補正機能を内蔵しているため、エラーが発生してもリトライを実行せず、次のスキャン時に正しいデータを取得します。

 

HLSCUnetは、お客様へどのようなメリットをもたらすか。

エンジニア泣かせのネットワーク構築課題を解決します

超高速な応答速度により、より多くの制御が可能となります。
高速性を維持したまま、長距離接続が可能となります。
プロトコルを内蔵しているので、シンプルなプログラム開発が可能となります。
省配線(シリアル化)することによりコスト、メンテナンス、スペースの大幅削減が可能となります。
ノイズが原因となって発生する不安定な通信を解決します。